『1000円ゲーム』からゲーム作成の目的を意識した

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  • 管理人

    『1000円ゲーム』は、

    1. 2人1組でペアになり
    2. 1人が1000円札を互いに見えるところに置き
    3. 1人が価値ある知識・情報を話す
    4. その話に価値があると思えば1000円札を渡す
    5. 制限時間は5分
    というゲームです。

    たまたま本屋に行ったとき、黄色い表紙に書かれた『ゲーム』、そして『1000円』という単語が目に留まりました。1000円とゲームがどう結びつくんだ?と、手に取って開いてみた感じです。

    ビジネス書でさらに営業マン向けのコーナーに置いてあったので、物を売るためのテクニックや、やる気に満ち満ちた内容を想像していたのですが、自分が読んだ後には、なんだか穏やかな気持ちになりました。

    そして、周りの人への興味・関心が湧いてくるような感覚で、前向きな気持ちになりました。内容もたいへん興味深く面白いです。

    この本は、営業マンだけではなく、もっと広くたくさんの人に触れて欲しい本ですね。例えば、

    • 仕事の意味・目的が定まらず悶々としている社会人
    • 勉強の意味・目的が定まらず悶々としている学生
    • ていうか人生の意味・目的もよくわからん、という人
    • 商売をしている人
    • 接客業の人
    • 人とのコミュニケーションが苦手な人
    • WEBサイト・ブログを公開している人
    • ゲームなど何かのコンテンツを作っている人
    困ったこととか悩みとか課題とか、そんなのがある人にはより良い本かもしれないです。本書の登場人物と大きく共感できると思います。

    内容は物語風で登場人物も少なく、気軽にスイスイ読み進められる内容です。たぶん1時間もあれば読めてしまうと思います。

    そしてこんなことを考えさせられました。

    • 自分の知識や情報で、どれくらいの人が1000円を提供してくれるのか
    • 人が1000円を提供したいと思えるのはどんな感情なのか
    • 仕事って何だ?何のために仕事をするんだろう?

    「1000円」を『時間』とか『愛情』とか、「仕事」も『勉強』とか『ゲーム作成』など、いろいろなものに置き換えて読んでも、通じることが多いです。

    • 自分の知識や情報で、どれくらいの人が時間を提供してくれるのか
    • 人が時間を提供したいと思えるのはどんな感情なのか
    • コンテンツやサービスって何だ?何のために野球ゲームを作ってるんだろう?

    単に営業のスキル本というのではなく、そもそも仕事や生き方など、より深みのある内容を感じました。自分でもそんな感じ方が興味深かったです。

    自分と同じように、この本から今までとはまた違った、新たな気付きを得られる人が多くなれば嬉しいですね。

    そして気ままなままで作成しているコンテンツもまた、いろんな人のお役に立てるものになれば良いなと思いました。

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