ライトやレフトへの打球の割合(その1)
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劇ぱわの試合の条件判定では、実際の野球における成績やデータを元に判定値を設定しています。打率や本塁打、最近ではセイバーメトリクスがらみの指標などがとても役に立っていますが、中には容易にデータが見つからないものがあります。その中の一つが、打球の方向です。
感覚と疑問
感覚的にはレフト、センター、ライトでそれぞれ1/3ずつ、センターが若干多めかなという印象ですが、レフトとライトは本当に同じでよいのか?打者の左右による変化はどれくらいだ?などの疑問も湧いてきます。
できるだけシンプルにデータを探す
本気でデータを探すとたいへんなので、基本的にはgoogleで検索して探しますが、今回も 『打球の方向 割合』 という適当なキーワードで検索しました。結果、『Baseball Concrete Blog 打球傾向データ』というサイトを参考にします。データはサイト記事内のリンクにあります。
見つけたデータをざっくりシンプルに集計する
上記サイトに、セ・パの『規定打席到達打者打球傾向データ』がありますが、今回は選手個人の成績ではなく、全体の傾向から判定値の目安を知りたいので、さらにこのデータを集計してみます。
いったん評価してみる
集計では単純にエクセルでAVERAGEをとった程度です。元データが既に率になっているので単純な足し上げでは誤差がでる可能性があります。なのでいったん評価してみます。
『ゴロやフライの打球の割合』で打球割合の平均を転載していましたが、この結果と比べると、ゴロ(50%)、フライ(42%)、ライナー(8%)、内野フライ/全フライ(20%)などと、それほど大きな誤差はなさそうな気配です。
左、中、右の割合は、最初に持っていた感覚に近いですね。それぞれ1/3ずつで中央が少し多めになっています。左と右では、若干左が多いようにも見えます。(左打者が一塁側に思い切り引っ張ることが少ないということだろうか)
ただ、この結果だけでは、打者の左右による違いがわかりません。
ということで、この見つけたデータをもう少し掘り下げることで、さらに判定値の目安を探っていきます。(つづく)