ライトやレフトへの打球の割合(その2)

1ページ目 (1-1 of 1)

  • 管理人

    前回『ライトやレフトへの打球の割合(その1)』では、見つけたデータを集計することで、なんとなく打球の傾向が見えてきました。が、打者の左右による違いが見えませんでした。

    打者の左右に分けて再集計する

    各選手データに打席の左右を自分で追加して再集計してみると、以下のような結果になりました。

    打球 セ(右) パ(右) セ(左) パ(左) 計(右) 計(左)
    ゴロ 47.8% 42.8% 50.3% 45.7% 45.9% 47.7%
    ライナー 9.5% 9.0% 10.0% 9.1% 9.3% 9.5%
    フライ 42.6% 48.1% 39.8% 45.2% 44.8% 42.9%
    (内野F) 8.1% 8.5% 6.6% 8.6% 8.3% 7.7%
    (外野F) 34.5% 39.6% 33.2% 36.6% 36.5% 38.2%
    内野F/全フライ 19.1% 17.7% 16.5% 19.0% 18.5% 18.0%
    G/F 1.12 0.89 1.26 1.01 1.03 1.11
    35.3% 37.3% 29.1% 27.7% 36.1% 28.3%
    37.1% 35.8% 37.1% 36.9% 36.6% 37.0%
    27.6% 26.9% 33.7% 35.3% 27.3% 34.7%

    いい感じですね。最初の集計と比べるとセンター方向の割合はあまり変化がありませんが、それ以外は打者の左右によってセンター方向と同じくらいの割合になっています。

    打球方向の割合は打者の左右に影響する

    ここまでの集計結果から、打球方向の割合は打席の左右による傾向が出ることがわかりました。劇ぱわでもこの傾向を元に打球方向に変化をつけています。実際はさらに内野、外野の各ポジションに細かく分けて判定しています。

    劇ぱわのキャンプでは打者の左右が設定できますが、守備面でも左or右のどちら側の守備力を高くするか、対戦相手の打者傾向によってどんな守備が適切かなど考えて、チームを構成するのも楽しみの一つになりますね。

comments powered by Disqus

「野球ゲームの作り方」の関連タイトル

最近のコメント