データの分析結果をどう活用するか
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劇ぱわ6Plusにピタゴラス勝率ランキングを追加しました。ピタゴラス勝率はチームの得点と失点を以下の式で算出しています。
チームの勝利は、得点を多く&失点を少なくすることと関係が深いことから、このような簡単な計算式でチーム力を測ることができるようです。
ピタゴラス勝率については、劇ぱわプレイヤーのブログでの響さんのエントリーが詳しく、たいへん参考になります。(参考:得失点から勝率を推定する)
劇ぱわ(特に6Plus)では、通算ランキング、リーグ分析、得点分析、対戦成績など、表やグラフによりいろいろなデータを分析して可視化してきています。データ分析の興味深いところは、少ないデータでも視点を変えることで様々な分析ができるところです。
たとえばチームAの試合結果として以下のようなデータがあったとします。
単に対戦相手と得失点のデータですが、ここから以下のような分析ができます。
などなど。試合結果という単純なデータから、チームAだけでもいろいろな分析ができます。そして、これをリーグ全てのチームで比較することで、チームAの結果の優劣を判断することもできます。
と、このようなデータ分析までは比較的簡単にできるのですが、この結果をどう活用するかがチーム力強化の大きなポイントになるんですね。例えば、
などなど、分析結果から、チームをどうすりゃ勝てるのか?へともっていくことが重要になります。
実は劇ぱわでもこれを機械的に算出して、各チーム情報としてみせることを長らく検討しているのですが、、なかなか小難しいです。。単純なデータから分析はできても、どうすりゃ勝てるのか?はチーム構成や得失点の内容など、より詳細な分析も必要になりそうです。『得点を上げて、失点を下げましょう』だけでは活用にならないですもんね。
というわけで、データ分析の結果をどう活用して、どのようにチームへ提案するか、というところがまだまだ課題であり、工夫のしがいのある面白いところだと思います。