劇ぱわとNPB&MLBの成績比較(打者編)

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  • 管理人

    劇ぱわは、日本のプロ野球やメジャーリーグの成績を参考にして、選手成績がそれっぽく現実的になることを目指しています。

    そこで、選手成績が実際の野球と比べてどれほど近づいているのか、はたまた遠いのかを探ってみたいと思います。

    以下のイメージは、劇ぱわ6Plus、日本のプロ野球(NPB)、メジャーリーグ(MLB)の選手打撃成績を集計したものです。NPBはセリーグ、パリーグで分けています。

    劇ぱわ6Plusは第93回リーグ、NPB&MLBは2013年の、それぞれ規定打席数以上の野手打撃成績です。各リーグで試合数が異なるため、550打席に換算した結果を比較しています。

    劇ぱわとNPB&MLBの打撃成績比較

    日本のプロ野球は規定打席到達者が少ない。。と、それはそれとして、どうでしょうか?結構どの成績もいい感じにそれっぽく現実的な数字になっているようにみえてきますね。

    打数が多い?=四球が少ない?

    比較表を見ると、劇ぱわでは打数が多くなっています。これには以下の理由が考えられます。

    • 劇ぱわには死球がない
    • そもそも四球が少ない?

    劇ぱわには死球がありません。これは死球も四球も、どちらも投手のコントロールに起因し、1つの塁を与えるという、あまり性質に違いが無いため省略しています。

    ただ最近では、打者なら出塁率、投手ならBB/9やK/BBなどの成績もメジャーになってきているので、死球と四球を区別して成績にしたほうがいいかもしれないですね。(あれ?K/BBなどは死球を含まないということでいいですよね?なぜ含まないのだろう)

    また、そもそも四球が少ないのは、劇ぱわでは制球力も自由に設定できることが理由の一つになりそうです。実際の野球では制球力が高いだけでも大きな武器になりますが、劇ぱわではこれが気軽に設定できます。このため、四球の数は実際より少なくなっているのかもしれません。

    四球が少ないと出塁率、OPSも低くなる

    四球が少ないことにより、出塁率やOPSも実際の野球と比べて低くなっていると思われます。ただ、OPSについては長打率の低さも影響しているようです。

    長打率も低いのは・・・なぜ?

    これは三塁打、本塁打の影響がありそうです。三塁打は本数自体が少ないので影響は小さそうですが、それでも平均2.2くらいになれば、長打率は0.421あたりまで上昇します。さらに、本塁打がもう少し増えれば、長打率は実際の野球にぐっと近づきそうです。

    ただ、特に本塁打についてはあまり調整することは無さそうですね。劇ぱわでは本塁打と同じく、走塁を主体としたチームでも勝てることを目指しています。本塁打の影響が大きくなると、走塁主体のチームが不利になる傾向があるためです。

    盗塁は意図的に多くしている

    劇ぱわの盗塁数は、実際の野球と比較して多くなっています。これは多少意図したものでもあります。劇ぱわではあくまで野球ゲームとして、打撃型のチームだけでなく、走塁型、投手型など、多様なチームが混在できることを目標としています。

    あと、盗塁成功率が少ないように見えますが、これは走塁型チームへのデメリットとして、まあこんなものかなとも思います。

    得点は一番多い

    平均得点では劇ぱわが最も高くなっています。打撃型チームのメリットだけでなく、走塁型でも盗塁や走塁の効果を若干高めていることによるものでしょうか。

    ただもしかすると、劇ぱわには牽制や挟殺プレーなど、出塁したランナーがアウトになるケースが無い、というだけなのかもしれません。

    犠打の傾向

    面白いことに、犠打の平均値がNPBとMLBで大きく違うことがわかります。近年、犠打の有効性と現状にもあるように、特にメジャーリーグでは犠打が大きく減少しているようです。こんなにも顕著なんですね。

    劇ぱわではチーム方針にもよりますが、メジャーリーグに近い傾向があるようです。

    まとめ

    今回は野手の打撃成績を比較してみました。集計が1シーズンだけなので、もう少し範囲を広げるとまた違った傾向が見えてくるかもしれませんが、それでも実際の野球との違いがみえて面白かったと思います。

    投手編もまた機会があればチャレンジしてみたいと思います。

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